塞翁が馬でしょ。

競馬AIで1億円勝ちを目指す。

成績レポート(202004_1W - 202005_3W)

考えている戦略やシステム構築の話を書き切れていませんが、
現在すでに少額ずつですが中央競馬馬券の自動購入を開始していますので、成績の推移についても並行してレポートしていこうと思います。

累積成績

2020年4月~2020年5月 の3週目までで表の通りとなっています。
滑り出しとしては上々ではないでしょうか。
とはいえ毎週平気で数10%ずつ上下するため、一切油断はできません。

累積購入金額(A) 累積払戻金額(B) 累積払戻率(100*B/A) 累積収支額(B-A)
¥ 248,000 ¥ 371,800 149.92 % 123,800

 

 

週ごと詳細

各週の内訳も残していきます。
事後報告のため厳密なエビデンスとはなりませんが、証明することが目的ではないので気にせず貼っていきます。

年月週 購入金額(A) 払戻金額(B) 単期収支額(B-A)
2020-04 1W ¥ 23,000 ¥ 63,800 40,800
2020-04 2W ¥ 35,000 ¥ 0 ▲ 35,000
2020-04 3W ¥ 28,000 ¥ 72,900 44,900
2020-04 4W ¥ 38,000 ¥ 0 ▲ 38,000
2020-05 1W ¥ 39,000 ¥ 36,300 ▲ 2,700
2020-05 2W ¥ 44,000 ¥ 52,100 8,100
2020-05 3W ¥ 41,000 ¥ 146,700 105,700

 

 2020-04 1W

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2020-04 2W

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2020-04 3W

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2020-04 4W

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2020-05 1W

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2020-05 2W

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2020-05 3W

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ちなみにこの週は単勝万馬券が当たってました!
感情は入れないようにしてますが、こういうのはやはりテンション上がりますね。
https://db.netkeiba.com/race/202005020709/

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AI(笑)

AIなどと申すはおこがまし

「競馬AIで1億円勝ちを目指す。」なんて言ってますが、キャッチーにしたいがために軽々しく「AI」というワードを使いました。スミマセン。

 ぶっちゃけそんなに高尚なものは作りませんし、私自身いわゆる「データサイエンティスト様」を名乗れるような者では決してありません。

 

私なりの言葉の理解

AIというワードは誤解を招きがちなので正直好きではありません。
私なりには、この辺りの用語を大雑把に次のように理解しています。

  • 統計学 → 大量データの特徴を説明するための考え方
  • 機械学習統計学を元にデータの一部を予測したり、分類したりする手法
  • AI → 機械学習結果をインプットにルールベースで行動をプログラムされたシステム

巷で呼ばれているAIはさらに高度な存在を指しているように感じており、機械学習モデルの構築やその結果を受けた行動の定義まで自動化できるようなものを想像させます。
が、少なくとも今回の活動ではそこまでのものは登場しません。笑

また、データサイエンティストと呼ばれる人材についても様々な解釈があると思いますが、少なくとも私は「機械学習アルゴリズムを深く理解し、どのようなデータセット・予測問題に対しても最適なモデルの設計とチューニングができる人材」であると考えています。
pythonやRのライブラリをなんとなく使えます!くらいの人はデータサイエンティスト名乗らないでください・・!

 

AIとの向き合い方

 さて、そんな中で競馬というゲームで1億円勝ちを目指す今回の取り組みにおける、「AI」との向き合い方を整理しておきます。

ポイントは次の2点です。

  • 機械学習技術を、競馬における勝ちパターンを見い出すためのツールとして活用する。(学術的な正しさは追求しない)
  • 機械学習で見出した勝ちパターンを元に、馬券の自動購入プログラムを実装する

 ⇨ 結果的に(私の理解での)「AI」の条件に当てはまるものが出来上がる想定です。

 

幸い、無料で利用できる機械学習ライブラリやその使い方の記事、エラーを回避する方法のQA掲示板がインターネット上にゴロゴロ転がっています。
本当に良い時代だなと思いつつ、必要最低限の使い方を学んで活用させていただきたいと思います。

 

個人レベルなら株より競馬

なぜ競馬?

労働収入以外でお金を増やすことを考えた時、何を選ぶのが良いでしょうか。
株?FX?不動産?保険?投資信託?仮想通貨?競馬?パチスロ

どの分野においても、うまく立ち回って競合の一枚上手を行くことができれば稼ぐことは可能です。

私にとっての決め手は次の3点だと考えています。

  1. 運用を自動化できるか
  2. 制御できない外的要因を排除できるか
  3. 恣意的に相場をコントロールするプレイヤーがいないか

まず「1」は、運用時に自身の時間を奪われないようにする事もそうですが、感情を排除して一貫した立ち回りをするという点で非常に重要です。人間というものはその時の状況によって強気になったり弱気になったり行動を変えてしまいがちですが、これは最もやってはいけないことでしょう。
この観点で、店舗に出向くいて自ら台を打つ必要のあるパチスロはあり得ません。一方で、株やFX、競馬などは、取引をシステムで自動化するためのサービスが充実しているため、この条件を満たします。また、投資信託や不動産も満たしていると考えて良いでしょう。

次に「2」ですが、これはどの選択肢においても100%排除し切ることは難しいかもしれません。ただし株やFXは一定時間持ち続ける必要があるため、急激な景気変動や災害が起きた時に逃げ切れない分、比較的リスクが高いと考えます。これは投資信託、不動産、さらには仮想通貨についても同様だと考えます。
その点競馬は景気状況は関係ありませんし、災害でレースが開催できなくなった場合でも馬券こそ買えませんが損をすることはありません。

最後に最も決定的なのが「3」です。株やFXは、仕組み上どうしても大きな資本をもつプレイヤーが有利なのが非常に大きなデメリットです。彼らが資本に物を言わせてコントロールする相場の中で、個人レベルのプレイヤーは常にその動向を窺いながら戦う必要があります。その都度ゲームの前提が変化していくくらいの影響度だとすると、自動化するにしてもロジックが複雑すぎるなど何かと手のかかるシステムになる事が想像されます。
一方競馬の場合、大きな資本が幅を利かせにくいという仕組み上の性質があります。1枚の馬券に多額の資本を投入したところでその馬券のオッズが下がるだけなので、大きな資本を持つプレイヤーがわざわざ人気分布を歪めるモチベーションがないのです。また、1レースごとに払い戻しが確定するため、継続的に人気分布をコントロールすることもできません。

 

この段階で競馬がかなり有力なのですが、一方で競馬特有のデメリットも認識しておく必要があります。
競馬には「控除率」という上納金のようなものが存在します。
まず、購入された馬券の総額のうち25-30%は問答無用でレース主催者の取り分となります。その残りを的中馬券保持者が購入額に応じて取り合います。

この控除率がある前提でも勝ちを見込めるかどうかは、過去のレースを元に検証する必要があります。この検証についてはいずれ記事にまとめます。

 

以上のようなことを考えて、私は競馬を選定しました。(競馬ファンの方に怒られるかもしれませんが、別段競馬への愛があるわけではありません。。)

また、同様のロジックは競艇や競輪にも大枠としては当てはまると思います。競馬での取り組みがうまくいけば、横展開してみても良いかもしれません。

【初回投稿】競馬AIで1億円稼ぐ。

競馬で稼ぎたい、と思ったことはありませんか?

私はあります。
今後何をするにしても、資金調達の柱が多いに越したことはない。自身の労力をかけずに資金を増やせる可能性があるなら尚更です。

このブログでは、AI技術×競馬という枠組で1億円を稼ぐまでの軌跡をレポートします。
成功でも失敗でも事実をお伝えしていきますのでお付き合いください。