塞翁が馬でしょ。

競馬AIで1億円勝ちを目指す。

個人レベルなら株より競馬

なぜ競馬?

労働収入以外でお金を増やすことを考えた時、何を選ぶのが良いでしょうか。
株?FX?不動産?保険?投資信託?仮想通貨?競馬?パチスロ

どの分野においても、うまく立ち回って競合の一枚上手を行くことができれば稼ぐことは可能です。

私にとっての決め手は次の3点だと考えています。

  1. 運用を自動化できるか
  2. 制御できない外的要因を排除できるか
  3. 恣意的に相場をコントロールするプレイヤーがいないか

まず「1」は、運用時に自身の時間を奪われないようにする事もそうですが、感情を排除して一貫した立ち回りをするという点で非常に重要です。人間というものはその時の状況によって強気になったり弱気になったり行動を変えてしまいがちですが、これは最もやってはいけないことでしょう。
この観点で、店舗に出向くいて自ら台を打つ必要のあるパチスロはあり得ません。一方で、株やFX、競馬などは、取引をシステムで自動化するためのサービスが充実しているため、この条件を満たします。また、投資信託や不動産も満たしていると考えて良いでしょう。

次に「2」ですが、これはどの選択肢においても100%排除し切ることは難しいかもしれません。ただし株やFXは一定時間持ち続ける必要があるため、急激な景気変動や災害が起きた時に逃げ切れない分、比較的リスクが高いと考えます。これは投資信託、不動産、さらには仮想通貨についても同様だと考えます。
その点競馬は景気状況は関係ありませんし、災害でレースが開催できなくなった場合でも馬券こそ買えませんが損をすることはありません。

最後に最も決定的なのが「3」です。株やFXは、仕組み上どうしても大きな資本をもつプレイヤーが有利なのが非常に大きなデメリットです。彼らが資本に物を言わせてコントロールする相場の中で、個人レベルのプレイヤーは常にその動向を窺いながら戦う必要があります。その都度ゲームの前提が変化していくくらいの影響度だとすると、自動化するにしてもロジックが複雑すぎるなど何かと手のかかるシステムになる事が想像されます。
一方競馬の場合、大きな資本が幅を利かせにくいという仕組み上の性質があります。1枚の馬券に多額の資本を投入したところでその馬券のオッズが下がるだけなので、大きな資本を持つプレイヤーがわざわざ人気分布を歪めるモチベーションがないのです。また、1レースごとに払い戻しが確定するため、継続的に人気分布をコントロールすることもできません。

 

この段階で競馬がかなり有力なのですが、一方で競馬特有のデメリットも認識しておく必要があります。
競馬には「控除率」という上納金のようなものが存在します。
まず、購入された馬券の総額のうち25-30%は問答無用でレース主催者の取り分となります。その残りを的中馬券保持者が購入額に応じて取り合います。

この控除率がある前提でも勝ちを見込めるかどうかは、過去のレースを元に検証する必要があります。この検証についてはいずれ記事にまとめます。

 

以上のようなことを考えて、私は競馬を選定しました。(競馬ファンの方に怒られるかもしれませんが、別段競馬への愛があるわけではありません。。)

また、同様のロジックは競艇や競輪にも大枠としては当てはまると思います。競馬での取り組みがうまくいけば、横展開してみても良いかもしれません。