塞翁が馬でしょ。

競馬AIで1億円勝ちを目指す。

納税したくて仕方がない

納税したくて仕方ない

お金を稼げば、当然その分納税の義務が発生します。
人によっては軽視されるかもしれませんが、私はどちらかというと適正に税金を納めさせていただきたいという考えです。

この競馬関連の活動に対して私はすでに短くない時間をかけてしまっていますが、
「これってただの独り善がりなオナニーだなあ・・」と思うことがあります。
頭を使い時間をかけて何かを創るという活動は、社会的な価値を出してこそ継続的なものとなるし、創り手が得られるものが最大化されると信じています。
こと競馬について言うと、少なくとも私がいかに勝ちを重ねたとしても本質的な社会的価値などありません。創っているものが便利なサービスや人々を楽しませるコンテンツであればよかったのですが・・。
せめて税金を適正に納めて微力ながら社会に対してプラスとなれば、少しだけ気が楽になります。

外れ馬券は経費か?

さて、いかに納税意欲の高い私でも、マイナスを被ってまでお金を払いたいわけではありません。
競馬の払い戻しに係る税金を考えるにあたり、外れ馬券の購入分を経費と認めるか否かが最大の争点となります。
もし外れ馬券を経費扱いすることができない場合、実際の勝ち額以上の税金を納めなければならない場合があることがわかります。(※)
この場合本活動は即刻やめて、エネルギーの向き先を変えるべきです。なぜなら、この支払いで一時的に税収が上がったとしても私自身が活動を継続できないからです。長期の視点で見ると、私も収益を上げつつ継続的に納税した方がトータルで良いはずです。

※例えば、1年間で単勝馬券を同じ額ずつ100万円分購入して、そのうち10万円分の単勝馬券が的中し、トータルで110万円の払い戻しを受けたとします。
課税対象額は、外れ馬券を経費とできる場合(110万円 - 100万円 = )10万円、経費とできない場合(110万円 - 10万円 = )100万円となります。
仮に所得税として30%取られるとすると、経費とできない場合は30万円納めなければならないこととなり、納税額が実際の勝ち分である10万円を上回ってしまいます。


実はこの件については国税庁から明確な情報発信があります。
競馬の馬券の払戻金に係る課税について|国税庁
小難しい難解な日本語でくいろいろ書かれていますが、ざっくり次のように理解しています。

  • トータルでプラスとなるようロジックに基づいて自動購買していれば、外れ馬券は経費扱いとなる(OK。収入は雑所得扱い。)
  • 上記以外の場合、外れ馬券は経費扱いされない(NG。収入は一時所得扱い。)

危ないところでした。
私の場合は明らかに条件を満たしているため、ちゃんと実際の勝ち額に応じて税金を算出することができそうです。
ただし条件を満たしていることが「客観的に明らか」である事が必要である旨の記載があるので、この点は注意が必要でしょう。
具体的に何があれば良いかの記載はありませんが、実際のソースやシステム運用ログがあれば客観的な証明に値すると考えています。
正常走行時のログは捨ててしまいがちですが、残しておくようにします。

というわけで、時期が来たら確定申告についても真面目に調べたいと思います。